米Googleは2月8日(現地時間)、ウェアラブル端末のOS「Android Wear 2.0」の正式版リリースと、それを搭載する初の端末になる「LG Watch Style」(以下、Style)および「LG Watch Sport」(以下、Sport)を発表した。
初のAndroid Wear 2.0端末「LG Watch」の2モデル
新端末は北米で10日の発売。最初の提供地域には日本は含まれない。名称から製造元は韓国LG ElectronicsとみられるがGoogleは「2モデルともGoogleとのコラボで設計された」と説明しており、LGからの正式発表は本稿執筆現在はまだない。
「LG Watch Style」(左の3本)と「LG Watch Sport」(右の2本)2モデルの大きな違いは、SportはNFCとLTEをサポートする点。また、Sportの方がややサイズが大きい。米国での販売価格はStyleが250ドル(約2万8000円)、Sportは349ドル(米Verizonの2年契約付きでは330ドル)。米国では、VerizonとAT&TがSportを販売すると発表した。
LG Watch SportはVerizonで2年契約付きで329.99ドルSportのLTEは、連係するスマートフォンの電話番号と紐付けられたもので、スマートフォンとBluetoothで接続していなくても、スマートフォンにかかってきた電話やメッセージを受信し、通話/返信できる(キャリア側がサポートする必要がある)。
機種名 | LG Watch Style | LG Watch Sport |
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メーカー | LG Electronics(Googleと協力) | 同左 |
OS | Android Wear 2.0 | 同左 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon Wear 2100 | 同左 |
メインメモリ | 512MB | 768MB |
ストレージ | 4GB | 4GB |
ディスプレイ | 1.2型円形 | 1.38型円形 |
解像度 | 360×360ピクセル | 480×480ピクセル |
バッテリー容量 | 240mAh | 430mAh |
ボディーカラー | Silver、Titanium、Rose Gold | Titanium, Dark Blue |
サイズ(本体部分) | 約42.3×45.7×10.79ミリ | 約45.4×51.21×14.2ミリ |
重量 | 約46g | 約89グラム |
ネットワーク | Wi-Fi、Bluetooth | Wi-Fi、Bluetooth、LTE(2/4/5/13) |
Android Wear 2.0の主な新機能と対応端末
Android Wear 2.0はWWDC 2016で発表され、秋にリリースされる予定だった。
Smart Reply主な新機能は、以下の通り。
Android Wear 2.0にアップデートできる端末は以下の通り。